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 安産のためにはり灸ができること 


安産・逆子について書いたブログも見てね  
コラム 自己診断は危険です 妊娠中を東洋医学的に考えると…
逆子 妊娠と冷えとの関係 妊娠中に元気がなくなる経絡
妊娠と鍼灸とその効果 やっぱ安産じゃなきゃ 安産のツボ
危険なことはないの?? 妊娠中の症状 脾経について
外回転についての私見 妊娠週数と鍼灸治療 コラム
流産の原因 命のレベルを上げて産む 妊娠2ヶ月 胎児は人間になります

改めて読み返して……
良い詩だなぁ……って思ったのでアップします。

父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
こうしてかぞえてゆくと
二十代前では・・・・?
なんと百万人を超すんです
過去無量の
いのちのバトンを受けついで
いまここに
自分の番をいきている
それが
あなたのいのちです
それがわたしの
いのちです

   みつを  

   相田みつを「いのちのバトン」(角川文庫)
  妊娠と鍼灸とその効果 
実は鍼灸治療にも産科の領域があるんです。つわりに逆子、妊娠中毒症や予定日を過ぎても出てこない…なんていうのにも対応ができます。

妊娠だけでなく産婦人科領域における鍼灸の効果があります。

薬の使用を避けたい妊婦さんや授乳中のお母さん、今後妊娠の可能性がある女性にとって安全で信頼性の高い治療の一つだと確信しています。


また、妊娠期から鍼灸治療をする事により、胎児を健康に育てる事もできるものと思います。

母体と胎児は胎盤を通じてつながっています。ということは母体の免疫が胎盤を通じて胎児にいくことになります。

鍼灸治療をすることで、消化器系や呼吸器系が強くなり、下痢や便秘、風邪引き、発熱をしにくい身体になると思います。

妊婦さんが妊娠期から鍼灸治療を受ける事で自律神経やホルモンのバランスが良くなり、それがそのまま胎児にも伝わるので、手のかからない健康なお子さんになるものと思われます。

 早産の予防にもなります
早産とは22〜37週までの出産のこと。 三陰交や至陰、湧泉へのお灸はとても効果があります。


 危険なことはないの?


妊娠は病気ではありませんが、赤ちゃんがお腹の中にいる十月十日、体はめまぐるしく変化します。
妊娠前から継続して鍼灸治療を受けられていた方でも予測のつかない事があるので、妊娠初期〜中期の妊娠4ヶ月目までは本当に無理な治療をすることはありません。ましてや初めての方に治療を行う場合は、継続患者の比ではなく、慎重に治療を行うことになります。妊婦さんは経験のある鍼灸師に治療してもらうのが賢明です。
まだ安定期に入っていない方が鍼灸治療を受けるのは、避けた方が良いと思いますし、安定期に入る妊娠5ヵ月16週を過ぎても、妊婦を扱う機会の多い鍼灸師に相談してお灸を行うといいと思います。

実は安定期に入るまではあまり無理をして治療をしてはダメ!!ッていう事実を知らない鍼灸師は非常に多い、というのも事実です。
非常に急激に変化するのを捉えることは本当に難しいことです。
これは「経験が多いから安心して受療して下さい」って軽々しく言える次元の問題ではありません。

   このつわりに時期は生物学的にいうと
「古生代の終わりの一億年を費やした上陸のドラマ」を再現しているかもしれません。 

 
 詳しくはブログを見てね⇒ 妊娠2ヶ月 胎児は人間になります

妊娠中期までは何が起こるか分かりませんから、何もしない……というぐらいの気持ちで治療ができれば、良い結果が生まれてくるものですが、痛みをとろうと焦ってしまう治療師が多いんです。

この安定期に入っていない時期に、刺激過多とか治療方法が間違えば流産につながることもあり得ます。
古典では、妊娠3ヶ月くらいまでなら鍼灸で意図的に堕胎させることも難しくはない(私はやったことがないですが……)ということが記載されています。それ以前に、どうしたら流産させてしまうかも知らない鍼灸師も結構います。

妊娠中期までだと母胎や胎児が原因で流産してしまうことが多々あります。妊娠初期における流産の原因の大半は赤ちゃんがうまく育たなかっためです。100人妊娠すれば15人〜20人ぐらいは自然に流産(妊娠22週までに赤ちゃんがお腹から出てしまうこと。)し、頻度としてはとても多いです。実際、流産が自然に起こったとしても、鍼灸師の責任のようにとられてしまうこともあると思います。これらを踏まえて考えると、つわりの時期にどうしても治療がしたい場合、妊娠前からかかっているという前提で、鍼灸院に任せることが良いと思います。

私は5ヶ月以降であれば問題なく治療をすることができると考えています。

もう一度繰り返しますが、妊娠する前から治療を受けていた方が、体調管理で受けるのは問題ないと思います。

あと5ヶ月目以降で安産の治療や、8ヶ月目以降の逆子の治療だとかはドンドン受療して下さい。

特に逆子の灸治療は本当に有名で効果があります。これは産婦人科の医院で取り入れているところもあるほどです。

寺島良安著「和漢三才図会」
丹波康頼著「医心方」


4/23(日)夜、鍼灸治療で来院されていた患者さんの赤ちゃんが誕生しました!

早速写メールを送ってくれました。ありがとう。
安らかなお産だったとの事、本当に嬉しく思います。


 自分で行うツボ療法はやらないで!!

ツボの本などで安産のツボを紹介しているのがありますが、患者さんの自己判断でそういうのをしない方がいいと思います。安産のツボとしてよく使われるツボなんて、4ヶ月目までだと流産にも使えるツボだったりしますから……。
刺激の仕方でどちらにも使えるんです。しかし、そんな使い分けは素人向けのツボの本にはまず書いていません。

書いている人自身が知らないことがあるくらいですから、信用できる鍼灸師に先ずは尋ねてみて下さい。



  妊娠と冷えとの関係
「妊娠中は足を冷やさないようにしてくださいね。」「体を冷やさないようにしましょうね。」なんて言われた方が多いと思います。
トラブルを抱えている方は本当に足が冷えている方が多いのも事実です。もしくはとっても冷え性だったとか……。


「じゃあ、どんなものを食べたらいいんだろう……。辛いものや肉類は体を温めてくれるのかなぁ…?妊婦は栄養をちゃんと摂らなきゃ!!って言われてるから、お肉や辛いものをたくさん摂ってれば、元気な赤ちゃんうまれるかなぁ……」

いえいえ、
辛いものや肉類は体を冷やす作用があるんです。東洋医学的にはね…。東洋医学の食養でいえば、体に熱を発生させる辛いものや肉類などは、妊娠中は食べすぎないようにしたほうがよいと思います。

東洋医学で生命エネルギーが旺盛だということは「陽」だということ。

凄い勢いで成長する胎児は「エネルギーの塊」だとも言えるわけです。だからもともと冷え症の妊婦さんでも、妊娠中は体がぽかぽかと温かく感じる事が多いですし、体がほてる、あるいは、肥りやすい、吹き出物ができやすい、などの症状が現れることもしばしばあるわけです。

もちろん、冷えは禁物です。

でも温め過ぎるのもよくありません。

特に、栄養状態がよい現代では、食べすぎて肥ってしまうと、難産傾向になることもあるので、あっさりとした和食中心の食生活を送ったほうがいいようです。


 やっぱ…安産じゃなきゃ!!
NICUって知ってますか?
「新生児集中治療室」のことです。
これは全国的にはまだまだ充足しているとはいえず、大きな病院でもあるとは限りません。でも産科のお医者さんにとっても、とても心強いとか……。

そりゃそうですよね。お産は何が起こるか分かりませんから。

うちの子もひとり出産直後にNICUに入りました。
生れ落ちた時まだ肺が成熟していなくて自分で呼吸できなかったためです。

全国規模でNICUを増やさなくてはいけないところですが、仮に増えても決定的な問題が横たわっています。

    それは……

そこで勤務できる小児科医や新生児科医が少ないっていうこと。

これは全国的に問題となっています。

だからこそできる事を試してもらいたい。
   
    私ができること……。

その選択肢の一つとして鍼灸がある。

妊婦さんだけでなく、産科の先生や助産師さんも鍼灸に興味を持ってもらいたい、というのが私の願いです。
参考文献 井上孝実著「お産の時間です」
荻野雅弘著「はじめての妊娠とお産」
東館典子監修「はじめての妊娠・出産」


 妊娠中の症状として……

まい ・立ちくらみ ・動悸 ・息切れ ・腰背部痛 ・足がつる ・足の付け根がつる ・手足のしびれ ・むくみ ・肌荒れ ・かぶれ ・しみ、そばかすが増える ・髪が抜ける ・白髪が増える ・静脈瘤 ・下痢 ・便秘 ・尿が近い ・おりものが多い ・腹がはる ・ねむれない ・いらいらする ・流産 ・子宮外妊娠 ・貧血 ・妊娠中毒 ・頭痛 ・嘔吐 ・膀胱炎 ・痔 ・膣炎 ・切迫流産 ・妊娠中毒症……

妊娠中に起こりそうな不快な症状や病気を数え上げると数え上げるときりがありませんが……

なぜ妊娠は病気ではないのに病気の原因を作り出すことになってしまうのでしょうか?


 東洋医学的に考察する前に…流産の原因

流産って、妊娠22週未満で、おなかの中で赤ちゃんが育たず、亡くなってしまったり、子宮の外にでてきてしまうことなので、ココを読んでいる人は関係ない方が多いかもしれません。

だけどもし流産して自分を責めている方がいたとしたら、少しでも力になってもらえたら…と思います。



流産の理由さまざまですが、自分自身に問題があると考え、自分を責める事が往々にしてあると思います。

もちろん両親の免疫学的な相性等で何度も流産を繰り返す場合や、子宮に筋腫や奇形がある場合などもあるかもしれません。

だけどほとんどの場合、おなかの中の赤ちゃん側に問題によるとのこと。

  
流産の割合は全妊娠の15パーセントぐらいだとの事です。
  大体妊娠の6〜7回に1回は流産しているという事ですよね。

  私はこの数値が非常に高いものと感じましたが、この割合は皆さんが想像するものと比べてどうでしょう?


よく言われるのが、この時期に忙しくしていたからだとか、出かけたからだとか、自転車に乗ったからだとか言われますが、全くそんな事はありません。


染色体の異常がほとんど…

染色体??…といわれればなんだか仰々しく感じる方もいるかもしれません。だけどこの場合の染色体の異常とは、たまたまなんです。偶然なんです。

 ”たまたま”細胞の分裂の途中で間違っただけなんです。

これは人間だけではなく動物全体に言えることで、個体が増えるための設計図は緻密にできているとはいえ、その複雑さにこれだけの確率で間違えが起きるんです。

逆にこれだけの頻度でしかない!とも取れるんです。


生き物って…凄すぎます(^^)/
参考文献  分娩代よ、さようなら 大野明子 メディカ出版


 妊娠中を東洋医学で考えると……

東洋医学では
妊娠中は血を消耗しやすいと考えます。そう考えると、栄養と休養、適度な運動がとても大切だと考えることができます。だけど現代はストレス社会でそれらのバランスを取りながら生活することはとても難しいのが現状です。この「血の不足」が病気の原因になりやすいのです。


 妊娠中に元気が無くなる経絡は……

「血」と最も関連してくるのは「肝経」です。血が消耗すると肝経の力を弱くし、イライラしやすくなります。その他、血の生成に関連する消化器系の経絡(脾経)も考えないといけません。

また生命力の源となる「腎経」にも影響がでるため腎気も弱くなりがちです。

このように考えると、
妊娠中に最も元気をなくしやすい「肝経、脾経、腎経」をパワーアップすることが大切です。


 安産のツボ

私たち鍼灸師は脈を診ながら治療をしますが、家庭ではお灸などをしようと思っても、ツボを探すのはとても難しいことだと思います。
場所によっては鍼灸をしてはいけない場所もありますし、妊娠中の身体はとてもデリケートなので、気をつけないといけないことが鍼灸治療でも多々あります。ですから本来なら、様子をみながら注意深くツボを選択しないといけないところですが、妊娠中はほとんどの場合、ほとんど上記の三経の問題で、ツボの選択を狭い範囲で考えることができます。

ですから、この三経に最も良い影響を与えることのできるツボを探すことになりますが、あるんですねぇ…とってもいいツボが…
「三陰交」がまさにそれなんです。治療院では三陰交のほかにも身体にあったツボを選択して、治療に当たりますが、三陰交だけでもとっても効果があります。

この
「三陰交」、脾経(消化器系)上にあり、文字通り三つの陰経、すなわち脾経・肝経(ホルモン系)・腎経(泌尿生殖器系)が交わるところです。

このツボは至陰とともに逆子直しの場所として有名ですが、安産を促すの場所としても有名ですし、上記の症状にもとてもよく効きます。

場所の選定はいろんなホームページで探すことができますが、その中でも
生きたツボの選択を、一度専門家に相談してみてくださいね??


 お灸の匂いについて

妊婦さんの中にはつわり以外でも匂いに敏感になる人がいます。

そういう人でもモグサの匂いだけは違うみたいで、心地いいって言う人が多いです。

お灸は奈良時代にはすでに日本に入っていました。


アロマのような最近日本に入ってきたものよりも、モグサは遺伝子レベルで日本人の心の中に入っているのでしょうね。
治療についてですが、患者さんは圧倒的に逆子治療の方が多いです。でも、逆子に効果があるくらいですから、安産にも有効な治療方法だと思います。

胎内の環境が変わるまで1ヶ月、4〜6回の治療院での治療と自宅治療で様子を見ながら治療していきたいと思っています。


 脾経についてですが…

脾経の仕事を簡単にいうと、「胃と一体となって働き、飲食物の消化や吸収を司る。」と言うことです。脾経の仕事を臓器に置き換えていうなら「膵臓」に近いと考えることができます。しかし膵臓って言い切っちゃうと、ちょっと乱暴すぎるので、とりあえず消化吸収に関連すると覚えてください。

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